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衛生管理

施設の感染症対策

感染症対策の基本

たくさんの方々が利用される施設では、厨房やトイレといった水回りを中心とした衛生管理に十分な配慮が必要です。

その中でも感染症への対策は必要不可欠であり、一度感染者を出してしまうと、急激に感染者が増えてしまい、利用者に迷惑をかけるだけでなく、スタッフにまでその被害が及んでしまうことがあります。

今まではこまめな「手洗い・うがい」や、消毒薬剤や空気清浄機、マスクなどで対策をとっていたと思いますが、残念ながら思ったほど効果を上げていないのが現実のようです。

そもそも、施設の感染症を防ぐためにとても大切な基本的事項を見落としてはいないでしょうか?

 

菌とウイルス

食中毒や感染症の原因としてよく聞かれるのは「O-157(腸管出血性大腸菌)」「サルモネラ菌」「ノロウイルス」「ロタウイルス」「インフルエンザウイルス」などがあります。

そもそも菌とウイルスは全く別のモノであり、以下のような違いがあります。

ウイルス
大きさ 1000nm程度 10nm~100nm程度
感染 細胞分裂により自己増殖可能 単独では増殖できず、他の細胞に侵入して増殖する
抗生物質 効く 効かない(抗ウイルス薬が必要)
病原体 大腸菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌、ブドウ球菌、レジオネラ属菌、結核菌 など ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、エボラウイルス など
主な感染症 感染性胃腸炎、O-157感染症、レジオネラ肺炎、結核 など 感染性胃腸炎、インフルエンザかぜ症候群、プール熱(咽頭結膜熱)、肺炎、脳炎、エボラ出血熱 など

間違いだらけの感染症対策

菌とウイルスは性質が異なり、そもそも対策薬剤も本来は違います。

ノロウイルスやインフルエンザ(ウイルス)対策として、除菌薬剤を準備していても効果は期待できない訳です。

またCMなどのイメージが先行してしまい、空間除菌(薬剤・機器)によってウイルス対策ができるかのような誤解があり、感染症対策が実質なされていない現場も少なくありません。

加えて、塩素薬剤(次亜塩素酸ナトリウムなど)の利用方法を誤っているケースも多く見受けられます。

 

ノロウイルス対策の実際

厚生労働省「ノロウイルス食中毒予防リーフレット」

厚生労働省「ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット」によると、ノロウイルスによる食中毒予防のポイントとして以下のようなことが挙げられています。

  • (調理する人の健康管理)普段から感染しないように食べ物や家族の健康状態に注意する。
  • (作業前などの手洗い)洗うタイミングは「トイレに行ったあと」「調理施設に入る前」「料理の盛り付け前」「次の調理作業に入る前」
  • 調理器具は洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱する方法またはこれと同等の効果を有する方法で消毒する。

万が一、感染者が出てしまった時の措置として、以下のような事柄を挙げています。

  • (食器、リネン類など)感染者が使ったり、嘔吐物が付いたものは、他のものと分けて洗浄・消毒する。
  • 食器等は、食後すぐ、厨房に戻す前に塩素消毒液に十分浸し、消毒する。
  • カーテン、衣類、ドアノブなども塩素消毒液などで消毒する。(塩素消毒液は金属腐食性があるため、金属部の消毒後は腐食を防ぐため十分に薬剤をふき取る)
  • 患者の嘔吐物やおむつなどを処理する際は、使い捨てのマスクやガウン、手袋を着用し、ペーパータオルや凝固剤で静かに拭き取り、塩素消毒後、水ぶきする。また拭き取った嘔吐物や手袋などはビニール袋に密閉して廃棄する。できればビニール袋の中で1000pmの塩素消毒液に浸す。

ここにある塩素消毒液は一般的に次亜塩素酸ナトリウムが用いられますが、推奨されている濃度の塩素消毒液を作るための薬剤及び水の量は以下の通りです。

食器、カーテンなどの消毒や拭き取り

(200ppm)

嘔吐物などの廃棄物の消毒

(1000ppm)

次亜塩素酸ナトリウムの濃度 薬剤量 水の量 薬剤量 水の量
12% 5ml 3L 25ml 3L
6% 10ml 3L 50ml 3L
1% 60ml 3L 300ml 3L

塩素薬剤利用の実際

ノロウイルスそのものは塩素薬剤(次亜塩素酸ナトリウム)に対して弱く、日々の衛生管理を徹底し、感染者が発生してしまった時の対策さえ間違えなければ、二次被害を食い止めることは十分可能です。

しかしながら、塩素薬剤の特性を理解せず、安易な解釈で清掃作業を実施してしまうと、ノロウイルスの動きを食い止めることができずに新たな感染者を生み出してしまうことにつながります。

そもそも塩素薬剤は有機物質と結合しやすいという性質があります。厚生労働省のリーフレットでも高濃度での薬剤使用が推奨されているのもそのためです。

高濃度の塩素薬剤は目や鼻粘膜への刺激や強烈な臭い、そして腐食性が高いことから金属部を腐食させ、衣類を傷めてしまうというデメリットもあるため、施設スタッフ、利用者の利便性を考えると、実際の施設では非常に使いづらいというのが現状です。

室内の菌・ウイルス対策

強烈な刺激と臭いのある高濃度塩素による清掃作業を削減するには、感染者を出さないための対策が必要です。

それには菌やウイルスの感染経路となりやすい主要な部分で、しっかりとブロックすることが非常に有効といえます。

例えば不特定多数の方が触れる「ドアノブ」や「蛇口のハンドル」や、屋外あるいはトイレから菌・ウイルスを持ち込まないための「足下マット」などで対策ができていれば、感染症事故のリスクは大きく減少します。

弊社ではこれらの部位での除菌・除ウイルス対策として、刺激臭や腐食性の少ない、そして安全性の高い薬剤「スパラックス10」をご提案しております。

スパラックス10とは?

「スパラックス10」の主成分であるPHMB(ポリヘキサメチレンビグアナイド)は、衛生管理に厳しい食肉工場の機材洗浄やコンタクトレンズ洗浄液などにも利用される工業用薬剤であり、その高い安全性と効果で世界30ヵ国以上で使用されています。

この「スパラックス10」は使用用途に合わせて希釈し、霧吹きスプレーなどで散布するだけ(湿気を嫌う場所については拭き取ってください)で除菌・除ウイルス効果が期待できます。

また消臭成分を配合していますので、臭いの気になる箇所への直接散布も効果的です。

使用場所 希釈倍率 使い方
固体表面(ドアノブ、蛇口など) 10~20倍 スプレーなどで散布し放置する。湿気を嫌う場所では散布後15~30秒程度放置してから拭き取る。
調理器具・食器 10~20倍 スプレーなどで散布し、器具を使用する前によく水道水ですすぐ。
生ごみ、汚物入れ 10~20倍 スプレーなどで直接散布する。
嘔吐物の処理後 5~10倍 菌・ウイルス感染が疑われる場所に直接散布する。

薬剤、衛生管理対策についてのご質問・ご相談は、お問い合わせフォームからお申し込みください。

また弊社専用サイト「spalux.jp」もご参照ください。

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